FUJI FURNITUREのダイニングチェアーです D1940の品番が検査証から見て取れます 革の張り替えとクッション・弾性体の交換をして行きます
長く使えば消耗部分も出てきます
張地を変えることでまた長く使って頂くことができます
各 パーツごとに分解してゆきます 最後に合体をして仕上げて行きますので 順序を管理して行きます
座クッション材はウレタン弾性体はウエイビングテープで作られています
両方とも交換になります
FUJI FURNITUREのこちらの製品はフレームが成型合板で作られています
つなぎ目のない流れるようなデザインを持つフレームが特徴です
強度もあります
画像のように 座が宙に浮いているデザインなのですが
安心して座れます
フレームには問題ありません
仕上がりました品を納品させて頂きました
フレームが丈夫な製品です もちろんクッションも
張りが出て座り心地はもとに戻っています
これからも長いこと使ってください
ありがとうございます
現在の張地は布ですが
今回の張り替えは
フェイクレザーと言われる
合成皮革を使用します
座面を取り外し各パーツに分解してゆきます
・ベースの板座
・ウレタン
・布張地
今回の品は張地が2枚あります
カバーを掛けられています
座板に穴をあけます
今回は布から合成皮革に変更の為 空気穴が必要となります
合成皮革はメンテナンスが容易です
今回はお色も深いグリーンで汚れは目立ちにくいですが
メンテナンスとして
硬く絞った布で拭きあげてください
カリモクさんのコロニアルシリーズ
軽快なソファーですね
張り替えのご依頼です
お使いの期間が長くなり
張地のくたびれが見られています
分解して張地の加工方法を見せて頂きます
木部が分解できる
ノックダウンの方法で
仕上げられています
分解がし易くなっています
木部のくたびれはありませんでした
今回お客様にお決め頂きました生地はSINCOLさんの
パソランと言う生地です
花柄で優しい感じの
ゴブラン織りです
2台の承りです
柄生地ですので
柄合わせが必要となります
裁断が重要になってきます
前からの表情です
後方も合わせました
完成です
飽きの来ないデザインですね
また長くお使いいただけると思います
ありがとうございます
今回承ったお椅子は マツダさんの ダイニングチェアー リビングとダイニング兼用としてお使いになれるタイプで シートが広めのお椅子です 張替えを行い プラスご要望はキャスターの交換です もともとは4本足のそれぞれにキャスターがセットされているタイプなのですが キャスターが外れてしまう状態が徐々に多くなり お困りとのことです 画像を見て頂いてお気づきと思いますが 正面から見て右側はご主人が苦心されて板を渡しうまい具合に キャスターを変更されています まずは 状態を拝見し 修理の方向性を決めて行きたいと思います
まずは 問題があるキャスターのネジ部分です 長年の使用でゆるみが出たとも思いますが ねじ山がかなり摩耗しています
問題のある部分のメスネジ部分も拝見しますと やはりネジ山が摩耗しています この部分はこのまま使用はできません またほかの部分も使用頻度に応じて摩耗が進んでゆくことも考えると 修理方法を違った方法で考えて行くことも必要です
お客様にもご了解いただき お客様のご主人が対応されていました様に 木部のスキーのような脚を付け キャスターをその板につけて行く方法を取って行きます 樹種はメンピサンを使用します メンピサンは府中家具工業協同組合様の制作された木材図鑑によれば木理は通直で、肌目はやや精である。硬くて粘りがあり強度に優れる。硬い材にしては加工性に優れる。ドア材、家具材、フローリング、敷居、造作材、農機具類の柄などに使用されており インドネシアでは「ロイヤルウッド」とも呼ばれ、王室御用達の高級材とされている。とのことで今回はもともとの木部と木肌の感じが類似している材料を使用したいと思います
材料を加工してゆきます 脚と接する場所にダボ穴・ネジ穴を作ります 今回のお椅子は木部デザインに丸みが使われ 柔らかいイメージで仕上がっていますので 脚木部も丸みをつけて行きます
塗装に入ります 色目の近いブラウン色を選びます 薄く塗り重ねながらトーンの調節をしてゆきます
塗装も終了しましたので 木部にセットします 背・座の高さをオリジナルと同じにする為 取り付ける脚の厚み分カットしてあります
座・背シートの張り替えに進みます
張地・ウレタンも消耗しています
ウレタンも交換し張りを持たせます
仕上がりです
今回のキャスターは輪の部分がウレタン巻きです
床に優しく 良いキャスターだと思います
動きが良すぎるのでストッパーがついています
ご利用ありがとうございます
承りは オーダーの食堂椅子ですアメリカのレストランをイメージしてのデザインが必要です 打合せを行い 試作してから製作に移ります
座・背のウレタンの硬さ・厚み等を試作段階で組み合わせ決定します
座・背のクッションが計画通りに出来上がりました
セッティングを待つだけです
お客様がインドネシアで手に入れられた椅子です
革で張ってありますが 全体にくたびれが出ています
革の表面の塗装部分がはがれた状態です
今回はフェイクレザー(合成皮革)で
仕上げることとなりました
2種類のテープで仕上げられています
黒いゴムの弾性体は大丈夫ですが
ウエイビングテープ(プラスベルト)のほうが
傷んでいるようです
ウエイビングテープを取り換え
クッションもよくなりました
ウレタンを交換し 張りを良くし
そのうえで 張地を張って行きます
元々のデザインなのですが
タッカー打ちのアトを見せないように
仕上げにかかります
今回はSINCOLさんのオールマイティーと言われる
フェイクレザー(合皮)を使用しました
信頼できる張地です
ダイニングテーブルの塗り替えを承りました
作業は表面を削り古い塗装を落としてから
着色・表面コートと進みます。
全体に表面コートが剝がれてきている状態です。
白くなった部分は熱で表面のコートが変色した部分です
これから削りに入ります。
所々剥がれがありましたが 残ったコーティングは
簡単には剥がれてゆきません
根気よく削って行きます
いい感じに削れました。
木の香りがしてきます。木そのものが感じられます。
しかし このまま使用するとシミ・汚れがついてしまいますので 着色・表面コートを行ってゆきます。
着色を行いました
表面のコーティングを行いました。
仕上げは木の質感が感じられるオープン塗装で、艶の状態が50%状態(半艶)になっています。